Q1.コンタクトレンズをつけてると近くが見えずらいです。どうしたら良いの?
A1.もし、40歳前後以前の方でしたら、コンタクトレンズの度数が強すぎる場合があります。眼科にかかって調べてもらうようにしてください。
40歳以降の方ですと、老眼の影響が考えられます。これまた眼科で相談していただくのが一番ですが、
・コンタクトレンズの度数を弱くするか(ただし、遠くが見えにくくなります)
・コンタクトレンズの度数はそのままで、近くをご覧になる際に老眼鏡をかけるか
というような対処方法があります。
A2.コンタクトレンジに付着する汚れにはいろいろなものがあります。代表的なものを上げます。
・タンパク質 イオン性のコンタクトレンズにつきやすいです。アレルギーの原因にもなります。
・油脂 シリコンハイドロゲルレンズの一部やハードコンタクトレンズにつきやすいです。油脂が付くとタンパク質も付いてしまいます。
・カルシウムなどミネラル分
汚れにくいレンズを選ぶことと、手入れを確りとしていただくことが大事です。
A3.コンタクトレンズは目に(角膜に)直接ひっついていますが、メガネは目から1センチメートル以上離れています。
そのため、コンタクトレンズは目にトラブルを起こす可能性がありますが、メガネはトラブルを起こしません。
一方で、コンタクトレンズは物を見る時の歪みが少ないですが、メガネは目から離れているために物を見る時に歪みが出てしまいます。
Q4.コンタクトレンズのすすぎや保存に水道水は使えるの?
A4.ハードコンタクトレンズの場合、すすぎに水道水を使えますが、保存は専用の保存液を使うようにしてください。
ソフトコンタクトレンズの場合、すすぎも保存も専用の液を使うようにしてください。水道水では洗えません。
Q5.コンタクトレンズをつけると目が乾くのはなぜですか?
A5.ソフトコンタクトレンズは素材がスポンジのようになっていて、水を含みます。(使い捨てコンタクトレンズは全てソフトコンタクトレンズです)we一方で角膜(黒目の表面)は水で濡れていなければ、表面が荒れてしまいます。そのため、いつも、涙で濡らしていなければいけません。
ところが、ソフトコンタクトレンズを入れていると、その涙を吸ってしまうので目が乾いてしまうのです。
もし、目が乾くようでしたら、ソフトサンティア(防腐剤の入っていない人口涙液)などを点眼してコンタクトレンズに潤いをプラスする必要があります。