A1.使い捨てでないコンタクトレンズはやはり、汚れが貯まっていきますので、それが一番の問題です。
使い捨てコンタクトレンズは短期で交換しますので、汚れが貯まりにくいです。1日タイプのコンタクトレンズは毎日フレッシュな状態でつけられます。
しかし、使い捨てコンタクトレンズの一番のメリットはそこではないと思います。
使い捨てコンタクトレンズの場合、高含水レンズやシリコンハイドロゲルレンズなどの素材を使用できますが、これらの素材は酸素を通しやすいです。目にとって酸素は非常に重要ですので、目の安全性にとって一番大事なポイントになります。
ところが、使い捨てでないソフトコンタクトレンズの場合は、それらの素材を使用できませんので、酸素の透過性が低くなってしまいます。
使い捨てコンタクトレンズをお勧めしたいです。
Q2.一度外した1日使い捨てコンタクトレンズは再装用できる?
A2.できません。必ず新しいものをつけるようにしてください。
Q3.ワンデータイプのコンタクトレンズを洗浄したら2日ぐらい使えるの?
A3.ワンデータイプのレンズを一度外したら、もう使えません。付けて寝るのもダメです。
Q4.コンタクトレンズに慣れるまでに、どれくらいの日数がかかるの?
A4.ハードコンタクトレンズの場合、1週間とか1か月とかかかる場合もありますし、結局、慣れずに終わる場合もあります。
ソフトコンタクトレンズの場合(使い捨ては全てソフトコンタクトレンズです)、人にもよりますし、レンズにもよりますが、多くの場合、数日で慣れると思います。
A5.老眼でもコンタクトレンズは使用が可能です。
近視の方の場合、メガネですと、メガネをはずせば、近くが見えたりします。ところが、コンタクトレンズはすぐに外せませんので、その点、不便になります。
老眼の場合、コンタクトレンズの度数を弱目にして近くを見えやすくするか(その代わり、遠くがぼやけます)、あるいは、遠くがよく見えるように度数を合わせて老眼鏡を併用するか、どちらかの方法で対処します。
遠近両用のコンタクトレンズもあります。遠近両用のメガネよりも見え方は落ちる場合が多いですが、便利な面があります。
いずれにしても、眼科でご相談ください。