A1.コンタクトレンズは目に(角膜に)直接ひっついていますが、メガネは目から1センチメートル以上離れています。
そのため、コンタクトレンズは目にトラブルを起こす可能性がありますが、メガネはトラブルを起こしません。
一方で、コンタクトレンズは物を見る時の歪みが少ないですが、メガネは目から離れているために物を見る時に歪みが出てしまいます。
A2.コンタクトレンジに付着する汚れにはいろいろなものがあります。代表的なものを上げます。
・タンパク質 イオン性のコンタクトレンズにつきやすいです。アレルギーの原因にもなります。
・油脂 シリコンハイドロゲルレンズの一部やハードコンタクトレンズにつきやすいです。油脂が付くとタンパク質も付いてしまいます。
・カルシウムなどミネラル分
汚れにくいレンズを選ぶことと、手入れを確りとしていただくことが大事です。
Q3.コンタクトレンズがずれて目の裏側に入ってしまう事はないの?
A3.瞼の裏側や眼球の表面は結膜という膜でおおわれています。それはつながっていて、目の奥に行っても、袋状で行き止まりになっています。
ですので、裏側に行くことはありません。
奥に行って取れなくなった場合ですが、眼科にかかるようにしてください。ソフトコンタクトレンズの場合、1日くらいそのままであっても、大きな問題は起こりません。
A4.連続装用で認可を取っているコンタクトレンズは装用したまま眠れるということになっています。
しかし、コンタクトレンズをつけたまま寝ると、角膜は酸素不足になりやすいですので、コンタクトレンズを付けたまま寝ないことをお勧めしています。
Q5.同じコンタクトレンズケースをずっと使い続けてもOK?
A5.ソフトコンタクトレンズの場合、コンタクトレンズケースにカビや細菌が繁殖する場合があります。ケア用品を買うとケースも付いてきますので、その度ごとに交換するようにしてください。