Q1.コンタクトレンズの種類にはどんなものがあるの?
A1.まず、ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズに分かれます。素材が違います。
ソフトコンタクトレンズも、使い捨てコンタクトレンズと使い捨てでないコンタクトレンズに分かれます。今は使い捨てコンタクトレンズの使用者の方が圧倒的に多くなっています。
使い捨てコンタクトレンズの素材ですが、大きく分けて、従来型のハイドロゲルと新素材のシリコンハイドロゲルとに分かれます。シリコンハイドロゲルのほうが酸素を通しやすいですが、レンズによっては油脂汚れがつきやすいなどの問題がある場合があります。
A2.乱視用の使い捨てコンタクトレンズがあります。眼科にかかって処方してもらうようにしてください。
Q3.コンタクトレンズがずれて目の裏側に入ってしまう事はないの?
A3.瞼の裏側や眼球の表面は結膜という膜でおおわれています。それはつながっていて、目の奥に行っても、袋状で行き止まりになっています。
ですので、裏側に行くことはありません。
奥に行って取れなくなった場合ですが、眼科にかかるようにしてください。ソフトコンタクトレンズの場合、1日くらいそのままであっても、大きな問題は起こりません。
Q4.まばたきでコンタクトレンズが落ちることは無いの?
A4.まばたきした際にコンタクトレンズが落ちることはあります。
通常は落ちませんが、コンタクトレンズが乾いていると落ちたりしますので、人口涙液の点眼などでコンタクトレンズをなるべく乾かさないようにしてください。
Q5.コンタクトレンズをつけてると近くが見えずらいです。どうしたら良いの?
A5.もし、40歳前後以前の方でしたら、コンタクトレンズの度数が強すぎる場合があります。眼科にかかって調べてもらうようにしてください。
40歳以降の方ですと、老眼の影響が考えられます。これまた眼科で相談していただくのが一番ですが、
・コンタクトレンズの度数を弱くするか(ただし、遠くが見えにくくなります)
・コンタクトレンズの度数はそのままで、近くをご覧になる際に老眼鏡をかけるか
というような対処方法があります。