Q1.コンタクトレンズをつけると目の奥が痛くなるのはなぜ?
A1.目の奥が痛くなるというのは、多くの場合、目の疲れのためです。
コンタクトレンズによる目の疲れの原因ですが、一つにはコンタクトレンズの度が強すぎる可能性があります。これは眼科で調べてもらってください。
もう一つですが、コンタクトレンズが汚れたり、乾いたりなどで見え方が悪くなると、やはり、目が疲れやすくなります。パソコンなどで事務仕事をしていると、まばたきの回数が減りますので、どうしてもコンタクトレンズが汚れやすくなります。人口涙液の点眼などでうるおいを足すようにしてください。
A2.角膜(黒目の表面)にとって酸素は不可欠です。酸素が不足すると角膜の中の内皮細胞が死にますが、それが再生することはありません。
ですので、コンタクトレンズが酸素を通すことは非常に重要です。それが一番重要なことです。
Q3.一度外した1日使い捨てコンタクトレンズは再装用できる?
A3.できません。必ず新しいものをつけるようにしてください。
Q4.コンタクトレンズをつけてると近くが見えずらいです。どうしたら良いの?
A4.もし、40歳前後以前の方でしたら、コンタクトレンズの度数が強すぎる場合があります。眼科にかかって調べてもらうようにしてください。
40歳以降の方ですと、老眼の影響が考えられます。これまた眼科で相談していただくのが一番ですが、
・コンタクトレンズの度数を弱くするか(ただし、遠くが見えにくくなります)
・コンタクトレンズの度数はそのままで、近くをご覧になる際に老眼鏡をかけるか
というような対処方法があります。
A5.老眼でもコンタクトレンズは使用が可能です。
近視の方の場合、メガネですと、メガネをはずせば、近くが見えたりします。ところが、コンタクトレンズはすぐに外せませんので、その点、不便になります。
老眼の場合、コンタクトレンズの度数を弱目にして近くを見えやすくするか(その代わり、遠くがぼやけます)、あるいは、遠くがよく見えるように度数を合わせて老眼鏡を併用するか、どちらかの方法で対処します。
遠近両用のコンタクトレンズもあります。遠近両用のメガネよりも見え方は落ちる場合が多いですが、便利な面があります。
いずれにしても、眼科でご相談ください。